支援機関のAi助活用ガイド|経営計画ナビ連携と補助金審査AI

商工会・商工会議所をはじめとする支援機関のみなさまから、「Ai助を日々の支援業務でそのまま使ってよいのか」「相談内容を記録としてどう残せばよいのか」といったご質問をよくいただきます。Ai助には支援機関の職員の方向けのプランがあり、補助金の添削から経営計画づくり、相談記録の蓄積までを一続きで扱えるようになっています。この記事では、導入前に確認しておきたいデータの取り扱いと、2026年8月に加わった新機能を中心に、実務でどう使えるのかを整理します。

目次

支援機関で使うときの前提と安心材料

まず、業務利用そのものについては問題ありません。商工会議所・商工会などの職員の方に向けた「支援機関向けAi助」というプランをご用意しており、補助金計画書添削AI、経営カルテ出力、プランナビなど、支援業務に特化した機能をお使いいただけます。最新の料金・プラン内容は、料金ページやヘルプセンターの料金に関するFAQをご確認ください。

入力したデータはどう扱われるか

Ai助に入力したデータはAIモデルの学習には使われません。また、保存先はAWSの東京リージョン(国内)です。相談者から預かった資料を扱う場面が多い支援機関の業務では、この2点が最初の確認事項になりやすいところです。詳細はヘルプセンターの「入力した情報は安全ですか?」「データはどこに保存されますか?海外に出ることはありますか?」もあわせてご覧ください。

認証まわりで誤解のないように

正確にお伝えしておくと、当社(ジャイロ総合コンサルティング)自体のISO 27001・SOC 2等の認証取得は、現時点ではありません。認証を取得済みのクラウド基盤(AWS・Supabase)の上で運用している、というのが実際のところです。ここは稟議書に書き写される部分でもあるため、あいまいにせず事実のままご案内しています。

あわせて、会員名簿など個人情報を扱う場合は、所属組織のAI利用ガイドラインや個人情報の取扱規程に沿っているかを必ずご確認ください。導入検討・稟議用のセキュリティ資料が必要な場合は、サポート窓口(support@aisuke.site)へお問い合わせいただければご案内します。

Ai助Mixの回答を経営計画ナビへ1クリックで登録

2026年8月の新機能として、Ai助Mixの回答を経営計画ナビへそのまま登録できるようになりました(支援機関向けのみ)。回答の最後に並ぶ提案ボタンのいちばん右にある、緑色の「経営計画ナビへ登録」ボタンから、事業者ごとに保存できます。

登録の手順と、登録できるもの

  • 回答が出終わったら、回答末尾の「経営計画ナビへ登録」ボタンを押します(ボタンは回答の完了後に表示されます)
  • 組織名(貴機関の名称)と事業者名を確認します
  • 「登録する」を押すと登録完了です

登録できるのは、経営計画・事業計画の下書き、補助金申請書の審査結果や分析、経営相談の助言など、残しておきたい回答全般です。登録した計画書は経営計画ナビでそのまま開いて編集できるので、AIが出したたたき台をナビ上で仕上げる流れが1クリックでつながります。登録した計画は経営計画ナビの利用実績にも反映されます。

なお、組織名は経営計画ナビ側の表記どおりに入力してください(見つからない場合はその旨のメッセージが出ます)。事業者が未登録の場合は、先に経営計画ナビで事業者登録を済ませておきましょう。

事業者名の二重登録を防ぐ

同じ事業者が別々に登録されてしまう、いわゆる二重登録を防ぐしくみも入っています(2026年8月の改善)。登録画面の事業者名は、経営計画ナビに登録済みの事業者から選べます。組織名を入れると、その組織の既存事業者が候補として表示され、候補から選ぶと「既存の事業者に紐づけます」と表示されて、その事業者に確実に登録されます(法人番号も自動で補完されます)。

逆に、手入力した名前が既存と少しでも違う場合は、別の事業者として新しく作られます。「〇〇株式会社」と「〇〇」のような表記のちがいでも別扱いになるため、できるだけ候補から選ぶのが確実です。すでに二重になってしまった事業者は、経営計画ナビの「重複を統合」機能でまとめられます。

チャットの相談内容を指導履歴として残す

「経営計画ナビへ登録」の画面には、「この相談のチャット履歴を指導履歴にも追加する」というチェック項目があります。既定でチェックが入っており、そのまま登録すれば、そのやり取りが指導履歴として事業者に紐づきます。

  • 直近のやり取りが相談記録としてまとまった形で保存されます
  • 保存された指導履歴は、経営計画ナビの経営カルテの自動生成の材料にもなります
  • 指導履歴も経営計画ナビの利用実績に反映されます

相談内容を別途入力し直す手間なく支援の記録が残るため、相談件数が多い時期ほど効いてくる部分です。

補助金審査AIの4つの業務ボタン

持続化補助金の審査AIにも、2026年8月からよく使う業務のボタンが追加されました。補助金審査AIモードを開くと、入力欄の上に4つの業務ボタンが並びます。押すと依頼文が入力欄に入るので、資料を添付して送信するだけです。

  • 申請書のチェック(審査):申請書を公募要領に沿って審査・添削します
  • 不採択だった申請の分析:不採択の原因を分析し、採択に近づく改善点を整理します
  • 補助金文案の作成:事業者情報・資料をもとに申請書の文案を作成します
  • 申請者へのアドバイス作成:事業者にそのまま渡せる言葉でアドバイス文を作成します

会話の途中でもボタンで業務を切り替えられるので、「まず審査にかけて、そのまま申請者向けのアドバイス文にする」といった進め方ができます。初回分析のあとに出る「詳細分析へ進む」ボタンでは、最初に添付した資料や事業者情報がそのまま引き継がれるため、添付し直す必要はありません。結果はWordファイルでも受け取れるので、そのまま窓口の記録や事業者へのお渡し用に使えます。

なお、これらのボタンは補助金審査AIモードのときだけ表示されます。通常のAi助Mixモードでは出てこないので、見当たらないときはモードをご確認ください。

まとめ

支援機関でのAi助は、「専用プランで業務に使える」ことに加えて、Ai助Mixで出した回答を経営計画ナビへ1クリックで登録し、相談のやり取りまで指導履歴として残せる点が実務上の大きな変化です。補助金審査AIの業務ボタンとあわせて使えば、審査・分析・文案づくり・事業者向けアドバイスまでを、資料を添付し直すことなく進められます。

導入にあたっては、データが学習に使われず国内(AWS東京リージョン)に保存されること、そして当社自体としてはISO 27001・SOC 2等の認証を取得していない(認証取得済みのクラウド基盤上で運用している)ことを、そのまま組織内でご共有ください。所属組織のAI利用ガイドラインとの整合確認や、稟議用のセキュリティ資料が必要な場合は、サポート窓口(support@aisuke.site)までお気軽にお問い合わせください。

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