Ai助の文字起こし活用術|話者分け・固有名詞・誤変換登録まで

打ち合わせや社内会議のあと、録音を聞き直して議事録にまとめるのに時間がかかっていませんか。Ai助の音声文字起こしは、2026年9月の更新で聞き取りの精度が上がり、話している人ごとに行を分けたり、社名や商品名を覚えさせたりできるようになりました。

この記事では「会議の前 → 会議中 → 会議のあと → 資料づくり」の流れに沿って、新しい機能と使い方のコツを紹介します。

目次

会議の前に:設定を整えておく

文字起こしの精度が上がりました

2026年9月の更新で、録音と音声・動画ファイルの文字起こしを、より聞き取りの精度が高い方式に切り替えました。設定は不要で、これまでどおりお使いいただけます。主な変更点は次の3つです。

  • 聞き間違いが減りました(実際にあった例:「住所録」を「重症録」、「創業の第一歩」を「総量の第一等」と取り違えていました)
  • 句読点が正しく入るようになりました
  • 長い音声を分割せずにそのまま扱えるようになりました

新しい方式は話した通りに書き起こすため、「あの」「えっと」などの言い淀みも残ります。読みやすくしたい場合は、設定の「回答スタイル・メモリ」にある「自動で整える」を一緒にオンにしてください。処理には少し時間がかかります(目安は2分の音声で約11秒、24分の音声で約72秒)。なお、チャット入力欄のマイク(音声入力)は、すぐに結果を返すことを優先して従来の方式のままです。

社名や商品名を覚えさせる

自社名や商品名、業界の専門用語は、聞き間違いが起きやすい言葉です。設定 →「回答スタイル・メモリ」→「覚えさせたい固有名詞」に、カンマ区切りで入力しておきましょう。

  • 例:Ai助, ジャイロ総合コンサルティング, 持続化補助金

取引先名やプロジェクト名など、よく出てくる言葉を入れておくと、正しく書き起こされやすくなります。

話している人ごとに分ける

複数人の会議では、設定 →「回答スタイル・メモリ」→「複数人の会話として話者を分ける」をオンにすると、結果が「話者1:」「話者2:」のように行で分かれます。相づちと本題が混ざらないため、議事録にするときに読みやすくなります。

使う前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 話者を分けるときは30分まで、分けないときは1時間までを一度に扱えます。超えると自動で分割し、そのときは話者の番号が途中で入れ替わります
  • ひとりで話す音声には使わないでください
  • 話者を分けるときは、「覚えさせたい固有名詞」は使えません(提供元の仕様による制限です)

「話者の区別」と「固有名詞の正確さ」のどちらを優先するかは、会議の内容に合わせて選ぶのがコツです。たとえば、発言者が大事な打ち合わせなら話者分け、固有名詞が多いひとり語りの説明なら固有名詞の登録、といった使い分けができます。

会議中:録音しながらメモを取る

録音中に入力したメモは保存され、録音が終わったあとも次の場所で確認できます。

  • 文字起こしの結果画面:本文とは別に「会議メモ」として表示されます。そのまま編集して保存し直すこともできます
  • 履歴から開いた場合も同じ画面に表示されるため、後日いつでも確認できます
  • 議事録を作成すると内容が反映されます:特に決定事項・TODO・要確認事項は、議事録の該当箇所に取り込まれます

会議中に「決定」「宿題」などを短くメモしておくと、議事録に取り込まれるので、あとからまとめる手間が減ります。メモを入力しなかった場合は、「会議メモ」欄そのものが表示されません。

会議のあと:結果を確認・修正する

誤変換はその場で辞書登録

文字起こしの結果画面で誤変換を見つけたら、本文でその文字を選んで「誤変換を登録」を押し、「正しい表記」を入れて登録します。すでに辞書にある言葉なら、その言葉の誤認識パターンとして追加されます。

  • いま開いている文字起こしの表示がすぐに直り、過去に保存した文字起こしにも遡って反映されます
  • 議事録の作成とAI加工にも、直したあとの文章が渡ります
  • 録音した音声にも効きます

元に戻したいときは、結果画面の「誤変換を補正」スイッチをオフにすれば、すぐに元の文章に戻ります。何箇所を直したか、どの言葉をどう直したかは画面に表示されます。保存されているデータそのものは書き換えないので、元の文章が失われることはありません。

なお、1文字だけの言葉は登録できません(本文中の別の言葉まで置き換わってしまうため)。また、正しい表記を含む言葉も登録できません。たとえば「Ai助」に対する「Ai助さん」は、置き換えると「さん」が消えてしまうためです。この機能は音声の文字起こし専用で、画像やスライドの中の文字には使えません。

元の音声はどこにある?

録音した音声は、音声文字起こしの履歴に残ります。画面右上の青いボタンから音声文字起こしを開き、目的の履歴を開くと、結果画面から元の音声を再生・ダウンロードできます。

  • 対象は、この機能が追加されたあとに新しく作成した文字起こしです。それ以前のものは元音声が保存されていないため、ボタンが表示されません
  • 履歴を削除すると、ひもづく音声データもあわせて削除されます
  • 複数の履歴を統合したときは、残る履歴(作成日時がいちばん古いもの)の音声だけが残ります

音声文字起こしはPro+ または ProMaxプランでご利用いただけます(Proプランには含まれていません)。議事録アシストは、文字起こし済みのテキストやファイルから議事録を作る機能で、録音そのものは行いません。また、チャット入力欄のマイク(音声入力)は別の機能で、音声文字起こしの履歴には残りません。ただし、音声入力の文字起こしに失敗した場合でも、録音データはお使いの端末に7日間保存され、あとから文字起こしをやり直せます。

議事録から資料づくりへ:スライドにロゴを入れる

会議の内容を報告資料や提案スライドにまとめるときは、会社ロゴを全ページに重ねられます。設定は、資料を作る最初の画面の「デザイン設定」と、スライド編集画面の「一括生成」から開く画面のどちらでもできます。

  • ロゴは画像に焼き込まず、スライド番号と同じく画面表示とPPTX・PDFの出力に重ねる方式です。設定した瞬間から全ページに反映され、スライドを作り直す必要はありません
  • 位置(四隅)、サイズ(小・中・大)、表紙に出すかどうかを選べます
  • 最初の画面で設定した場合、スライドがまだ無いあいだは画面に変化がなく、生成したスライドから重なります
  • 一度設定したロゴは次の資料でも自動で使われます。使わないときは「削除」を押してください

ロゴはお使いのブラウザに保存されるため、別のパソコンやブラウザには引き継がれません。

まとめ

会議の前に「固有名詞」か「話者分け」を設定し、会議中はメモを取り、会議のあとは誤変換を辞書登録して議事録へ。仕上げの資料にはロゴを重ねれば、会議から報告までをAi助でまとめて進められます。ぜひ次の会議から試してみてください。最新の料金・プラン内容は、料金ページまたはヘルプセンターの料金FAQをご確認ください。

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