エージェントの送信待ちキューとe-Stat公的統計連携の使い方

Ai助の「エージェント」モードは、調べもの・分析・下書き作成など幅を持った作業を任せられる機能です。この記事では、意外と知られていない2つの実用機能――応答中でもメッセージをためておける「送信待ちキュー」と、政府統計の総合窓口(e-Stat)から実データを取り出す「公的統計連携」――の使い方とコツをまとめます。どちらも特別な申し込みは不要で、日々の相談の質をぐっと高めてくれる機能です。
応答中に送っても大丈夫。「送信待ちキュー」の仕組み
エージェントやMixが回答を生成している最中に次のメッセージを送ると、入力した文章が消えてしまったように見えることがあります。ですが文章は消えていません。同時処理によるエラーを防ぐため、その文章はいったん「送信待ち」としてキューに入り、入力欄のすぐ上に表示され続けます。
- バッジ「送信待ち」の行に、送った文章がそのまま残ります
- いまの応答が終わり次第、自動的に順番へ送信されます
- 添付ファイルの解析中に送った場合は「解析後に送信」という表示になり、解析が終わってから自動送信されます
つまり、回答を待つ間に思いついた追加の質問を先に打ち込んでおけば、あとは順番にさばいてくれるわけです。会話のテンポを止めずに済みます。
書き直し・取り消しは2つのボタンで
送信待ちの行には、2つの操作ボタンが並んでいます。
- ✏(鉛筆アイコン):その文章をキューから取り出し、入力欄に戻します。書き直してから送り直せます。なお入力欄にすでに別の文章を書いている場合は、先にそちらを空にしてから戻してください
- ×(バツアイコン):その送信をそのまま取り消します
会話を切り替えるとき・止めるときの注意
送信待ちのメッセージは会話をまたいでも保持され、応答が空いたタイミングで、その時点でアクティブな会話へ自動送信されます。便利な反面、別の会話へ意図せず送られてしまうこともあるので、送りたくない場合は切り替える前に✏または×で取り消すか、キューが空になってから移動しましょう。
また、ストップボタン(■)で応答を止めた場合、「送信待ち」(応答中に送った分)はまとめて取り消されます。一方「解析後に送信」(添付ファイルの解析中の予約)は対象外なので、こちらを取り消したいときは✏または×で個別に操作してください。
公的統計を一次データで。e-Stat連携
「〇〇県の人口推移を教えて」のように統計に関する質問をエージェントに送ると、政府統計の総合窓口(e-Stat)から統計表を検索し、実際の数値を取得したうえで回答します。単なるWeb検索の要約ではなく、政府の一次データを直接引用するのが特徴です。事業計画や地域分析で「出どころの確かな数字」が欲しい場面で頼りになります。
- 対応例:人口、世帯数、事業所数、賃金構造・平均給与・最低賃金、消費者物価、有効求人倍率、GDP・県民経済計算、小売販売額など、e-Statに登録されている統計全般
- 統計に関する質問と判断されたときだけ自動的に働く機能で、特別な操作は不要です
- 質問文に統計のキーワードが含まれていないと働かないことがあります。うまく反応しないときは「〇〇の統計を教えて」のように言葉を補ってみてください
出典と正確性は確認できる
回答には統計名・調査年月などの出典が示されます。数値は政府統計をそのまま引用したもので、AIが推測で作った数値ではありません。万一取得に失敗した場合は、その旨を正直にお伝えしたうえで、必要に応じて通常のWeb検索で補うよう案内する設計になっています。
追加の設定や申し込みは不要
この連携を使うのに、追加の設定や申し込みは要りません。エージェントモードでご利用中に統計の質問を送るだけで自動的に働き、プランによる制限もありません(研修アドバイザー版など一部の専用エージェントでは対象外です)。回数の数え方も通常のエージェント利用と同じです。
まとめ
「送信待ちキュー」は、応答を待つ間も入力を無駄にせず、書き直し・取り消し・会話の切り替えまで手元でコントロールできる仕組みです。「e-Stat連携」は、統計の質問に対して政府の一次データを出典つきで返してくれる、信頼性の高い調べもの機能です。いずれも設定不要で今日から使えます。詳しい料金・プラン内容は、料金ページやヘルプセンターの料金FAQをご確認ください。
