Ai助のエージェント活用術|統計グラフ・QRコード・成果物づくり

Ai助を使っていると、「一問一答で聞くより、まとめて作業してほしい」と思う場面が出てきます。そんなときに使うのがエージェントです。エージェントは、ToDo(やってほしいこと)をお渡しいただくと、複数ステップの作業を自分で考えて順番に実行するモードです。向いている依頼と、依頼文のコツを整理してご紹介します。
エージェントに向いている依頼
- PowerPoint・Excel・Wordなど、形式を決めた成果物づくり
- 手順が多く作業量の多い案件を、段階的に進めてもらうこと
- 多数のファイルや大きな表データを、まとめて読ませる作業
たとえば「複数の資料を読み込んで論点を整理し、報告用のWord文書にまとめる」という依頼は、読む・整理する・形にするという工程を含みます。こうした工程をひとつずつ指示しなくても、エージェントが順番を組み立てて進めます。
依頼文を書くときの3つのコツ
1. やってほしいことを具体的に書く
目的・対象・使ってほしい資料を、依頼文にはっきり書き添えてください。「誰に向けた、何のための資料か」が書かれているだけで、成果物の方向性は大きく変わります。
2. 材料を添付する
判断のもとになる資料を一緒に添付すると、実態に沿った成果物になります。議事録や数値データ、既存の社内資料を添えると、一般論ではなく自社の話として組み立てられます。
3. 形式を明記する
「PowerPointで作って」のように書き添えてください。書かなくても内容に合った形式で作りますが、明記したほうが確実です。
統計の数値は、グラフでも返ってきます
2026年8月の改善で、エージェントが公的統計(e-Stat)から数値を取得したときは、表だけでなくグラフも回答に添えるようになりました。年ごとの推移や地域の比較など、見比べたい数値のときに描かれます。
- 画面表示用のグラフで、その場で編集することはできません
- 数値と出典は本文にも残ります。正式な資料に使う際は出典をご確認ください
あわせて、統計の取得そのものも改善しました。「該当するデータがありませんでした」という結果を誤ってエラー扱いしていた点を修正し、条件を変えて調べ直すようになっています。空き家率・倒産件数・有効求人倍率・事業所数といった言い方でも、統計の質問として認識されます。専門用語に言い換えなくてもそのまま尋ねられるので、事業計画の裏づけ探しに便利です。
QRコードもエージェントで作れます
読み取れるPNG画像のQRコードを、その場でお作りできます。ご利用の際は、AIの選択で「エージェント」を選んでからご依頼ください。「このURLのQRコードを作って」のように、何を読み取らせたいか(URL・Wi-Fi・連絡先など)を添えていただくとスムーズです。
ここに間違えやすい点があります。「画像生成」では作れません。 見た目はQRコードでも、読み取れない画像になります。チラシや名刺に載せてからスキャンできないと気づく事故を避けるため、必ずエージェントをお使いください。
エージェント以外が向いている場面
- 一問一答の相談や、考えを練る壁打ちは、通常のチャットのほうが向いています
- プレゼン・研修用のスライドそのものが目的の場合は、図やレイアウトが得意なスライドタブのほうが向いています
また、できあがったものは下書きとしてお使いください。最終確認は必ず人が行ってください。
まとめ
エージェントは、「手順が多い」「形式が決まっている」「材料が多い」作業を任せるためのモードです。依頼文に目的・材料・形式の3点を添えるだけで、返ってくる成果物の精度は変わります。まずは、いつも手作業で組み立てている資料をひとつ、ToDoの形で渡してみてください。
なお、エージェントの利用枠は、ご契約のプランによって異なります。最新の料金・プラン内容は、料金ページまたはヘルプセンターをご確認ください。
