Ai助のスライド生成が新方式に|時間・修正・枚数の疑問を解説

提案書や会議資料づくりに使えるAi助のスライド作成機能は、2026年7月の改善で仕組みが大きく変わりました。品質が上がった一方で、「生成に時間がかかるようになった」「文字をクリックしても直せない」といった戸惑いの声もいただいています。新しくなった流れと、使いこなすためのポイントをまとめました。

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生成に2〜3分かかるのは故障ではありません

以前は数十秒で終わっていたスライド生成が、現在は2〜3分ほどかかります。これは不具合ではなく、AIが「構成づくり → 1枚ずつのデザイン → レイアウト点検 → 全体の仕上げ」という複数の工程を踏むようになったためです。1枚ずつ丁寧に設計する分だけ時間はかかりますが、そのぶんレイアウトの自由度と仕上がりの品質が大きく向上しています。

待っている間は、画面に「構成を設計中…」「スライドを作成中… (2/5)」のように進み具合が表示されます。止まって見えても、10秒ごとに経過秒数が更新されていれば正常に動いているサインです。なお、混み合っているときは自動的に従来方式で生成されることがあり、その場合は画面にお知らせが出ます。

修正は「クリック編集」から「指示で直す」方式へ

スライドの文字をクリックして直接書き換える方法は、同じ改善で「指示による修正」に変わりました。直したいスライドの下にある「この枚を指示で直す」ボタンを押し、変えたい内容を言葉で入力すると、そのスライドだけがAIによって数十秒で作り直されます。

指示は「表を月別にして数字を大きく」「箇条書きを3つに絞って」といった日常の言葉づかいで構いません。全体を作り直したいときは上の入力欄に指示を入れて「生成」を、不要なスライドは各スライド下の「削除」ボタンを使います。細かい位置調整を手作業で行いたい場合は、「PPTX ダウンロード」でPowerPointファイルとして保存すれば自由に編集できます。

一見遠回りに見える指示方式ですが、AIがレイアウト・配色・文字の配置まで一枚ずつ設計し直すため、部分的に書き換えるより自由で見栄えのよい仕上がりになります。

根拠のない数値が入りにくくなりました

「実際と違う内容が入る」「根拠のわからない数値が書かれている」という課題にも手が入り、根拠のない数値・実績を作らないよう強化されています。資料に根拠がない場合、AIは具体的な数字の代わりに定性的な表現を使うか、「※イメージ」と明記します。あわせて、同じ内容のスライドの重複や、①②③…といった番号の抜け・ダブりも自動チェックされます。

資料を添付するのが最大のコツ

正確さを高めるいちばんの近道は、元になる資料を添付して生成することです。会社案内や機能一覧、手元のデータなどを添付すると、スライド1枚1枚がその資料を参照しながら作られます。特に自社の紹介資料のように事実が決まっているものほど、効果がはっきり表れます。Web上の最新情報が必要なら、調査つき生成(Web検索)も利用できます。気になる箇所が残っていれば「この枚を指示で直す」から修正を指示してください。

枚数の指定は書き方で結果が変わります

枚数指定も守られるようになりました。構成をつくる段階で枚数がチェックされ、多すぎる場合は内容を統合、少ない場合は分割して、指定した枚数ちょうどに調整されます。「10枚で」ならちょうど10枚、「10枚以内で」なら10枚まで、「10枚程度で」なら10枚前後(±2枚ほど)です。指定しない場合は内容に応じて5〜12枚程度で自動調整され、上限は20枚。指定どおりにならなかった場合は、お手数ですがもう一度生成をお試しください。

まとめ

新しいスライド作成は、生成に2〜3分かかる代わりに自由度と品質が大きく高まっています。修正は「この枚を指示で直す」から言葉で伝える、正確さを求めるときは元資料を添付する、枚数は書き方で使い分ける。この3点を押さえておけば、思いどおりの資料にぐっと近づけられます。

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