Ai助のファイル添付ガイド|容量上限・件数・対応形式のポイント

Ai助に資料を読ませて分析させたい——そんなとき、意外とつまずきやすいのが「ファイルの添付」です。大きなPDFを入れたら読み込まれなかった、Excelを添付したら回答が返ってくるまで待たされた、古いPowerPointを渡したらエラーが出た。こうしたお問い合わせは、実は仕組みを知っていれば事前に避けられるものがほとんどです。

この記事では、Ai助にファイルを添付するときに知っておきたい「容量の上限」「読み込みに時間がかかる理由」「古い形式のOfficeファイルの扱い」を、ヘルプセンターのFAQをもとに整理してご紹介します。

目次

1. 添付できるファイルの容量には2種類の上限がある

まず押さえておきたいのが、容量の上限には「1ファイルあたり」と「添付の合計」の2種類がある、という点です。

  • 1ファイルが25MBを超えると読み込めません。ファイルを分割するか、不要なシート・ページを削って再添付してください。
  • 添付の合計が約60MBを超えると読み込めません。件数を減らすか、2回に分けて添付してください。同じ会話の中であれば、分けて添付した内容は自動で合流します。

ここで安心していただきたいのが、読み込めなかったファイルがある場合は、その旨が必ず画面に表示されるという点です。黙って欠けたまま回答が返ってくることはありません。「全部読めているのか分からないまま話が進む」という不安がないのは、資料を扱ううえで地味に大きなポイントです。

件数にも上限があります

容量とは別に、一度に添付できる件数の上限もあります。

  • 通常モード(Mix)の添付は1回10件まで
  • エージェントは40件まで

40件・60MBを大きく超えるような分量を扱いたいときは、一度にすべて投げ込もうとせず、テーマごとに分けて分析し、その結果を最後に統合する——という進め方をおすすめします。人間が大量の資料を読むときと同じで、論点を絞ったほうが結果的に精度も上がります。

2. 合計15MBを境に、読み込み方が切り替わる

もうひとつ知っておくと便利なのが、添付の合計サイズによって処理の仕方が切り替わる、という仕組みです。

  • 合計15MB以下:通常モード(Mix)でもエージェントでも読み込めます
  • 合計15MBを超える:仕組み上、エージェントでのみ読み込めます

つまり、重めの資料をまとめて読ませたい場合は、エージェントを使うことになります。「エージェントの利用上限に引っかかったらどうしよう」と心配になるかもしれませんが、ここには救済措置があります。15MBを超える資料を添付した回は、エージェントの利用上限に達していても1日5回までは特別枠で必ず実行されます。大きな資料を抱えたときに手が止まらないよう配慮された設計です。

なお、ご利用のプランごとの条件については、最新の料金・プラン内容を料金ページやヘルプセンターの料金に関するFAQでご確認ください。

3. 読み込みに時間がかかるのはなぜか

「添付した資料の読み込みに時間がかかる」というご相談も多くいただきます。これには明確な理由があります。ファイルを添付した質問は、自動的にじっくり考えるモードで処理されるからです。ページ数の多いPDFや、行数の多いExcelほど、読み込みに時間がかかります。

時間がかかりやすい条件

  • 添付あり(自動でじっくり考えるモードになります)
  • 添付の合計サイズが大きい
  • 「回答方針」がオン
  • 「徹底的に」やエージェントを使っている

急ぐときの対処法

  • 必要な部分だけ本文に貼り付けて、添付をやめる
  • 資料を分割して、質問に関係するファイルだけ添付する
  • 設定パネルで「回答方針」をオフにする

特に効果が大きいのが1つ目です。「この契約書の第5条について聞きたい」といったピンポイントな質問なら、該当箇所のテキストを本文に貼るだけで十分なことが少なくありません。添付は「資料全体を踏まえた判断がほしいとき」に使う、と切り分けておくと待ち時間のストレスが減ります。

4. 古い形式のOffice(.ppt / .doc / .xls)は要注意

意外な落とし穴が、古い形式のOfficeファイルです。まず前提として、これらのファイルはデザインの見本には使えません。そして、添付の仕方によっては、そもそも添付そのものができません。

パソコンから直接添付した場合

その場で「旧形式のため添付に対応していません」と表示され、中身も読み込まれません。エラーがはっきり出るので、気づかないまま進んでしまう心配はありません。

資料ライブラリやGoogleドライブから取り込んだ場合

書かれている文章だけは読み取れます。ただし、配色や書体といったデザインの引き継ぎには使えません。取り込んだときにその旨のご案内が表示されます。

対処方法

  • 元のアプリでファイルを開き、「名前を付けて保存」から新しい形式で保存し直してください
  • PowerPointは .pptx、Wordは .docx、Excelは .xlsx です

なぜここまで扱いが違うのかというと、.ppt は2007年より前の形式で、ファイルの中の作りが .pptx とはまったく異なるためです。文字は取り出せても、体裁を読み取ることができません。社内に長く眠っていた資料を活用したい場合は、まず新形式へ保存し直すところから始めるのが確実です。

5. うまく読み込めないときのチェックリスト

最後に、添付がうまくいかないときに試していただきたい対処をまとめます。

  • ファイルを分ける(1ファイル25MB、合計約60MBの上限に収める)
  • PDFに変換する
  • 「資料」タブに登録してから添付する
  • 古い形式のOfficeファイルは新しい形式で保存し直す

まとめ

Ai助のファイル添付でつまずくポイントは、大きく分けて「容量・件数の上限」「処理に時間がかかる仕組み」「古い形式への非対応」の3つです。1ファイル25MB・合計約60MB、通常モード(Mix)は10件・エージェントは40件、そして合計15MBを超えるとエージェントでの読み込みになる——この数字を頭の片隅に置いておくだけで、トラブルの多くは事前に避けられます。

そして、読み込めなかったファイルは必ず画面に表示されます。まずは表示されたメッセージを確認し、ファイルを分ける・形式を変える・「資料」タブに登録するといった対処を順に試してみてください。資料をうまく渡せるようになると、Ai助はぐっと頼れる相棒になります。

目次